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May 30 スミレツアー in TOKACHI未知の植物に出会うととても嬉しいものです
狙いをつけて出会うのも嬉しいし、予期せぬ出会いも嬉しい
私はスミレの場合は特にそう感じます
そう、このところ狙いをつけていたスミレがあります
オオバタチツボスミレとチシマウスバスミレ(ケウスバスミレ)です
どちらも、まぁ十勝を脱出すればそれなりに見られるスミレだとは思いますが、十勝平野で見ることに意義があると私は感じております
今年の春は暖かかったので、もう猶予はありません
というか、チシマウスバはもう花期が終わっている可能性が大です
この何日かで急ぎ足で探してまいりました
1種はなんてことのない孤立林に、あろうことかいつも私が通る道路沿いの孤立林に点々と咲いておりました
それでも足を踏み入れることを躊躇するような深い薮の中です
オオバタチツボスミレ
なんと渋い紫か
なんと堂々としたたたずまいか
なぁに、エゾノタチツボスミレの胴体に薄い色のスミレの花を乗っけただけだろうと思ってはいけません
この色とたたずまいにはしびれます
背丈はエゾノタチツボほどもあり、花と葉の大きさでも女王サクラスミレに匹敵しますから
存在感がすごい(完全に主観ですけどね^^;) 「タチツボ」と名前に入りますが、タチツボスミレ等よりもツボスミレに近縁な種です
実際、距がごく小さいことや托葉の形状など、共通の特徴を有しています
しかし産する場所はもっとゴテゴテの湿地に生えていると思ったら、せいぜい湿り気のある林床といったところでした
先入観はいけませんね
お次は今度こそ湿地に産するチシマウスバスミレです
こちらは比較的広い林内をごく緩やかに流れる湿地沿いのミスゴケの上に産するという情報を得ておりました
ちなみに探すのはこんな場所
花期が終わっている可能性が大なので葉にも目をこらします
まぁ、目につくのはツボスミツボスミレツボスミレ・・・
しかし大きなシダの根元にイメージ通りの可愛らしい丸い葉が!!
よく見ると毛も生えている!
おそらく間違いない!これだ!
この広い林内でなんと局所的に生えるのだろう
これでは今まで見つからなかったのもわかります
ウスバスミレの変種という扱いなので、パッと見はほぼ亜高山のウスバと変わりませんが、
ケウスバスミレという別名の通り葉に毛が生え、縁の鋸歯が平面的でやや鋭いと感じました
写真の通り、案の定花期は過ぎていたようです
花は来年以降のお楽しみにしておきます
しかし新しいポイントを開拓するのもまた楽しいものでした
意外な身近に新ポイントがあるものです
そうそう、道中には他のいくつかの動植物にも出会いました
そちらは次回に掲載することとします
もうすぐ平野のスミレの季節が終わります
今年もヒカゲスミレ、ヒナスミレといったレア物も含め十勝平野の大体のスミレに会えたし、まあ満足です
(あ、アオイスミレはまた見逃してる^^;)
あとは山ですねぇ
気持ちは乗っているのですが、身体が・・・ May 25 雨上がりに2年前にアポイでお会いし、以後ブログなどで仲良くさせていただいているkoyuki様と花や鳥などを見てきました。
朝は雨がパラついておりましたが、どうにか回復して一安心。
まずは平地の川沿いの散策路へ。
孤立林のような場所ですが、鳥やスミレが期待されます。
やはり多いのがツボスミレとエゾノタチツボスミレですが、サクラスミレやアカネスミレも咲いておりました。
他にもさまざまな植物が花を咲かせて、私達の目を楽しませてくれます。
ベニバナイチヤクソウ コウライテンナンショウ
ユキザサ エゾタンポポ
木々に目をこらすと、カラ類をはじめ、アカハラ、ベニマシコ、ノゴマ、コサメビタキ、キビタキなどの鳥が。
ノゴマ センダイムシクイ(?)
コサメビタキ(?) キビタキ
足もとは植物、木々には小鳥と、どこを見ればいいのやらレンズはどれを装着すればいいのやら大忙し(^^;
昼ごはんもそこそこに、お次のポイントは山地の麓、渓谷の美しい場所です。
施設のさびれた感じが非常に良く、ニリンソウの群生が美しい。
晴れ間も時折覗き始め、エゾハルゼミの合唱に包まれます。
スミレはタチツボやオオタチツボ、またその雑種のようなものも咲いておりました。
さらに登山道(といっても30分くらいで登れる丘)を登ると、マイヅルソウやツマトリソウなどお馴染みの花から山地性の植物も多い。
エゾオオサクラソウ シラネアオイ
ムラサキヤシオ アイヌタチツボスミレ
美しいヤマツツジの蕾
下山すると、ミヤマカラスアゲハなどが飛んでおります。
蝶の期待の膨らみますが、もう姿を見せてくれず諦めて帰ろうとすると・・・
ミヤマカラスアゲハ
う~む、この蝶の美しさは本当に目を見張る。
2番目の写真はマクロレンズで写してトリミング拡大したものですが、奇跡的な造形だ。
良いものを見たし、さて帰ろうとすると、渓谷ではこの鳥
オオルリ
日暮れで距離があっては美しく撮れませんでしたが、まさに幸せの青い鳥です。
これで
赤:ノゴマ、ベニマシコ、アカハラ
黄:キビタキ
青:オオルリ
と信号機完成!などと考えたりもしました。
満足感いっぱいの帰路でしたねぇ。
最後に
今回はkoyukiさんが一緒だったので、普段は見逃すであろう動植物や、繊細な自然美の発見がありました。
また鳥にまで目がいき、大変よきものを見ることができ、勉強になりました。
感謝感謝です(^^) May 19 十勝のスミレ私は花の中でもスミレが好きです。
なぜだかわかりません。単に可愛いからかもしれません
今時期は平地から山地まで多くのスミレが咲きますが、最初は見分けが難しいものです。
そこで今時期(5~6月)によく見られる白~紫色のスミレを勝手に紹介しようと思います。
対象は主に十勝です。
見分けのポイントなんかも紹介できればと思いますので、特にその種の特徴が見える写真を自分なりにチョイスしているつもりです。
雑種なんかもよく作るので必ずしも正確ではなかったりしますし、まぁヌルい内容かと思いますが、あくまで自己満足で書いているもので、
ご了承願います。
地上茎がない(葉柄も花柄も地面から直接生える)スミレ
スミレ シロスミレ(シロバナスミレ)
・海岸や丘陵地に生える ・海岸や河川岸に多い
・葉が細長いほこ型なので他の種とは見分けは容易 ・葉はほこ型だがスミレよりやや太い
スミレの代表にふさわしく可憐な容姿で、見つけると ・上写真では花弁の脈は白色だが、紫色であることの方が多い
嬉しくなる スミレとセットで見られることが多い
アカネスミレ
・低地の林などに多い
・葉、葉柄、がく片、距など全体が毛に覆われている(右)
・葉柄には翼がある
赤みがかった濃い紫は品がある
サクラスミレ
・低地の林に点在する
・葉柄には毛が生えるが翼はない
・距は無毛
葉も花もスミレとしてはかなり大きく、スミレの女王と称されるのもわかる。
上弁の先がへこむので桜の花に似ることから命名されているようだが、へこみがほとんどない個体もある。
ミヤマスミレ
・低地~山地に多い
・葉は卵心形で縁には波打ったギザギザがある
よく見かけるがこれといった特徴がないので、比較的見分けが難しいかもしれない。
葉に斑の入ったフイリミヤマスミレ(右)も多い。
ヒナスミレ
・低地や丘陵地に稀に生える
・花弁は薄いピンク色
・側花弁基部には粗い毛が生える(右)
スミレのプリンセスとも称される可愛らしいスミレ
十勝では滅多に見られないがそれだけに会えると嬉しい
ヒカゲスミレ
・低地などに稀に生える
・白い花弁は大きく、紫の脈が目立つ
・側花弁基部、葉柄に毛が生える
名の通り日陰に咲く姿がこのスミレには似合う気がする
マルバスミレ
・低地~山地に生える
・葉や花弁はやや丸味がある
・側花弁基部は無毛
アオイスミレと酷似するが、距が細く、柱頭は曲がらないこと等で区別できる
十勝ではまず見られないと思う
ウスバスミレ
・山地に生える
・葉は柔らかみのある丸い形で無毛
・全体にほっそりしている
山に登らないとなかなか見られないと思います。
変種チシマウスバスミレは低地の湿地などにも生えるらしいが未撮影です。
アオイスミレとエゾアオイスミレは花期が終わっているので割愛します。というか、アオイはいい写真がないのです(^^;
地上茎がある(地上で枝分かれして葉や花が付く)スミレ
ツボスミレ(ニョイスミレ)
・低地などに多い
・花弁は小さく細く反り返る傾向がある
・葉柄の付け根にある小さな葉(托葉)には切れ込みがほとんどない
雑草のごとく生えているのであまり注目されないかわいそう存在
エゾノタチツボスミレ
・低地などに多い
・花弁は比較的はっきりとした紫と白のグラデーションがあり、変異が多い
・葉は柔らかみのある質感で光沢はない
・茎は立ち上がり、ほっそりとしている
・側花弁基部の白い毛が目立つ
・托葉は細かく裂ける
文字にすると意外とこれといった特徴がないが、花弁が特徴的なので他に間違えやすい種はない
白花も割とよく見かける(右)
オオタチツボスミレ
・低地~山地に多い
・エゾノタチツボほどは茎は立ち上がらない
・側花弁基部は無毛
・距は白色
・托葉は裂ける
距が白く、側花弁基部が無毛なら大概これである(イブキスミレやイソスミレの可能性もありますが)。
タチツボスミレ
・低地などに多い
・花柄は根元から出る
・側花弁基部は無毛
・距は紫色
群生して生えるので、遠くからでも目立つ
葉柄や花柄に毛が生えるケタチツボスミレも多い(右)
アイヌタチツボスミレ
・山地に生える
・葉は光沢がある
・側花弁基部に毛が生える
・距は白色
葉の光沢が強く、裏が紫色のものは変種アポイタチツボスミレ(右)
オオバタチツボスミレやイソスミレも十勝にあるそうですが、未撮影です(^^;
少なくともオオバタチツボは見たいのですが・・・
最後に
意外と多かったですが、まとめてみると楽しいものです。
しかし札幌や函館方面、また高山や海岸にもまだスミレが数多く存在するのです。
あと黄色いスミレも数多く・・・う~む、まだまだです。 |
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