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    June 30

    もうすぐ7月

    前回の続きです。
     
    ヒメウスバがまだいました。
     
    ヒメウスバシロチョウ♀
     
    こうして見ると体つきがアゲハそのものですね。
    メスはこのように頭の後ろと腹に黄色っぽい毛が生えるので、ウスバシロとの区別が難しい・・・
     
     
    崖ではエゾノキリンソウが鮮やかな花を咲かせており、多くの蝶が訪れます。
     
    これはエゾスジグロかな
     
    いまだにジョウザンの春型もいました。
    ジョウザンシジミは4月から発生しているので、この長い発生には驚きです。
     
     
    ちょっと離れた河原の草地にはカバイロシジミがおりました。
     
    カバイロシジミ
     
    整った丸い斑点が綺麗に並び、なんともアーティスティックです。
    北海道では普通種といえますが、北海道と青森県の一部にしか生息していないようです。
    これも私のお気に入りです。
     
     
    あと、河原に咲くエゾスカシユリ
     
    June 26

    いきなり夏

    本当は山に行きたいところですが、ちょいとコンディションがよろしくないので近場で我慢です。
    ようやく天気が回復したと思ったら、いつの間にか初夏の蝶も終わり、なんだか夏めいておりました。
     
    最初に見たのはこちら
     
    エゾシロチョウ
     
     いつもアカツメクサで吸蜜している気がします。
    スジグロシロ等より2回りくらい大きいですし、くっきりとした黒い筋がかっこいいですね。
     
     
    続いて、ヒョウモンがいる!と思ったらギンボシヒョウモンで残念
     
    ギンボシヒョウモン
     
     まだ発生し始めですのでビカビカです。
     
     
    そしてこのシジミチョウを発見
     
    トラフシジミ
     
     
    この蝶は林道で吸水していることもあれば、ヒョウモンと一緒に吸蜜していたり、1000mを超える高山で出くわすこともある。
    でもどこに行けば確実に会えるかというとわからない、なんというか神出鬼没な蝶だと思います。
    この裏の紋様も個性的ですが、飛んでいる時には表の深~い青色がちらちらと見え隠れし、非常に美しい。
    個人的に好きな蝶である。
    June 22

    蝦夷梅雨

    とことん週末に天気に恵まれません。
    昨日の日曜日は霧雨~曇りくらいでしたが、それでもまだマシと思えました。
    なので近所を小一時間ぱかし散策です。
     
    蝶はこの天気ではあまり飛んでおりませんが、翅を休めているヒメウラナミジャノメがモデルになってくれました。
     
    ヒメウラナミジャノメ
    青空でなかったのが残念
     
     普通種ですが、翅の裏はゼブラ模様になっており、なかなか綺麗です。
     
     
    あと、ヒョウモンが飛んでおりました。今の時期のヒョウモンは結構レアな種である可能性が高いのですが、逃げられてしまいました。
    まぁ赤みの強いキマダラヒカゲだったのかもしれませんが(^^;
     
    他にはベニシジミ、シロオビヒメヒカゲ、各シロチョウくらいです。
     
     
    そうそう、エゾライチョウが2家族いました。
    いきなり薮の中でバタバタと大きな羽音を立てるのでこっちの方がビビリます。
     
    エゾライチョウ
    雛はまだヒヨコのような外見なのに、これでもう飛べるんです。危なっかしい飛び方でしたが。
     
     
    母親の方はというと、私が少々近づいてもマイペースに数m飛ぶだけです。
    相変わらずのんびり屋ですね。
     
     
    他には上手に囀るウグイスがいました。
    決してウグイス色ではない地味な鳥だ。
     
    ウグイス
     
     
     
    帰り道、電線にモズがいました。
     
    モズ
     
    大きな目と鋭い爪・嘴がハンターの証ですね。
    上空から小動物を簡単に見つけるんだから、とても目がいいのでしょうね。
     
     
    今週末こそ晴れてほしいなぁ
     
    June 11

    春のバタフライツアー ~後編~

    前回はもったいぶってすみません(^^;
     
    林道を延々と追いかけてようやく撮れたのがこれです
     
    ツマキチョウ♂
     
     
    モンシロチョウに似ていますが、名の通り前翅の先が黄色(オスのみ)で、尖っています
    そして後翅の表にもうっすらと緑色の渋い模様、なんとも神秘的な姿ですよね
    裏側の模様も撮りたかったなぁ
     
    よく言われるように、本当に直線的に飛びます
    林道沿いにもうどれだけ追いかけたことか・・・
    しかも、まぁとまってくれません
    やっと花にとまった、と思ってカメラを向けるともう飛び立ってる、ということの繰り返し
     
    ツマキを追いかけるのは私だけでなく、他の蝶も追っ払いに向かってきます
    犯人は大概こいつらです
     
    エゾスジグロシロチョウ                                                     ツバメシジミ
       
     
    特にエゾスジグロは、彼らの食草であるコンロンソウにとまる姿は綺麗なのですが、
    姿も紛らわしいし、ちょっと邪魔(^^;
     
     
    ジョウザンもボロボロになりながらもまだたくさん飛んでいました
     
    ジョウザンシジミ
     
    シーズン初めの頃のジョウザンブルーは消え褪せています
     
     
    さて、活動できる時間も少ないので、また移動です
    今度はミツバウツギの多い場所を目指します
    またツマキやアゲハ類が乱舞している光景に期待
     
    最初に出迎えてくれたのは、初夏に飛ぶちょっとオシャレなヒカゲチョウ
     
    シロオビヒメヒカゲ
       
     
    あれ?と思ったら前翅裏の目玉模様が消失している個体がいました(右)
    左の写真は前翅に小さな2つの目玉があるのがわかりますよね
    ジャノメは変異が多いですね
     
     
    しかしミツバウツギに蝶が集まっていません。
    一応ちらほらと、ミヤマカラス、スジグロシロ、コチャバネセセリなんかは飛んでいますが・・・
     
    もう昼過ぎだったので時間帯がちょっとおそかったのかもしれません。
     
     
    でも近くでヒメウスバシロチョウのオスが休んでいました
     
    ヒメウスバシロチョウ♂
     
     
    この蝶はなぜかフキの上で休むことが多いですね
    薄い翅が傷つかないようにするためでしょうか?
     
     
    あと、キジムシロの群生するところにチャマがしぶとく残っておりました
     
    チャマダラセセリ
     
    もちろん「ヒメ」がつかない方です。
    ヒメチャよりも翅表の白斑が全体的に大きいですね
    平地で普通に見れるはずですが、意外と見逃しがちな蝶ですので、ヒメチャは見たけどチャマは見てない、
    というパターンになる年もありそうです。
     
     
    その他、こんなのがいました
     
    ベニシジミ                                                                           モンキチョウ
      
     
    ベニシジミは鮮やかなオスで、後翅にブルーの斑点があるところがいいですね。 
    モンキチョウは意外と今シーズン初撮影になっています
     
    こうして見ると、外来種であるセイヨウタンポポで吸蜜する蝶が多いですね
    なんとも複雑です
     
    カラフトタカネキマダラセセリも1頭見たのですが、トンボに追っ払われていました
     
     
    あとちょっとだけ花も見ました
     
    オドリコソウ                コケイラン
     
     
    オドリコソウ、これは面白い花ですよね~。ネーミングセンスが素晴らしいです
    花が白い和服を着た踊り子さんに見え・・・ませんか?
     
    コケイランはラン科ではかなり数が多いので注目されることはないのですが、花の一つ一つをじっくり見ると綺麗ですね
     
     
    今週末も天気が悪そうですね・・・
    リンゴシジミを見に行きたいなぁ
    June 10

    春のバタフライツアー ~前編~

    週末に天気が崩れるというローテーションに入ってしまいました
    こんな時、土曜も働く者の権利を行使して、天気の良い日めがけて休みを入れるに限ります
     
     
    最初に向かったのはポイントはたくさんのツツジがあるところです
     
    早速黒いアゲハがたくさん舞っています
     
    やはりミヤマカラスアゲハが多い
     
    ミヤマカラスアゲハ♂
     
     
    カラスアゲハもちらほら
     
    カラスアゲハ♂
     
     
    そして・・・
     
    オナガアゲハ
     
     
    おおお!
    後翅の付け根に白く輝く紋がある!オスだ!
     
     
     
    ミヤマカラス、カラスにはない、漆黒の気高さがあり、スラリとした輪郭も非常にクールです
    そしてちらちらと見える白く大きな紋、このコントラストには目を奪われます
     
     
    6/15訂正・追記
    白紋があるのはメスだとなぜか大きく勘違いしておりました(^^;
    白紋があるのはオスですので、珍しくない方でしたね
     
     
     
     
    このアゲハのためだけに来たポイントなので、もう満足です
     
    場所を変えましょう
     
     
     
    今度は結構ワイルドな林道です
     
    今の時期、やたら多いのはこちら
     
    サカハチチョウ(春型)
     
     
    「八」の字を逆さにしたような紋様がありますね
    この蝶はよく似るアカマダラと同様、夏に発生する個体は春とは大きく異なる姿になります
    夏になったらまた紹介することとします
     
    しぶとく越冬タテハも飛んでいます
     
    シータテハ
     
    アカタテハ
     
    アカタテハは十勝ではそう多い印象はないので、なんとも嬉しい出会いです
     
     
    そうそう、エゾハルゼミもやたら多く、木でも草でも地面でもうるさいくらい鳴いています
     
    エゾハルゼミ
      
     
     
    そして、ある蝶が目の前を・・・
     
    全然とまってくれず、何十メートルも追いかけた末にファインダーに捕らえたそのチョウは・・・(つづく)
     
    June 06

    ちょっとさびしいアポイ岳

    毎年恒例のアポイ岳です
    今年はちょっと時期が遅くなってしまったので、ターゲットにはあまり期待せず、のんびりと足慣らしのつもりです。
     
    駐車場に着くと、とても人が少ないようです
    平日にしても異様な少なさ、ちょっと季節遅れのせいかな
     
    5合目までは樹林帯なので、ラン科の花なんかを探してみましたが、見つからず・・・
    めぼしいものは、せいぜいエゾタンポポくらい
     
    エゾオオサクラソウもほぼ花期は終わっております
     
    スミレも散りかけのケタチツボとツボスミレくらい
    でも、5合目が近づいてくるとアポイタチツボスミレの母種であるアイヌタチツボスミレがちらほら咲いております
    5合目までの個体はアポイタチツボとは言い切れない個体が多いと思います
    まぁ品種という枠なので、線引きはやめておきます
     
    それにしても蒸し暑い日でした
    冬の間引きこもっていたせいか、尋常じゃないくらい汗ダラダラ
    メガネにワイパーがほしいと本当に思いました
     
    5合目の尾根に上がっても涼しい風は吹かず
     
    しかしここからは花がおもしろくなります
    早速目につくのがこんな花々
     
      エゾタカネニガナ                                  アポイアズマギク
      
     
     アポイタチツボスミレ                             ヒロハノヘビノボラズ
        
     
    あとエゾシモツケなどにハナムグリがブンブン飛んでいます
     
     
    しばらく歩くとハイマツの上で小鳥がさえずっていました
     
    ホオジロ
     
     
    北海道では夏鳥のせいかあまり見たことがありませんでした
    身体を反らせてさえずる姿が力強いです
     
    6合目以降はまた少し植物が変わります
     
      ヨツバシオガマ                                     アポイクワガタ
      
     
      チングルマ                                                                                 タカネオミナエシ
      
     
    7合目くらいからようやく咲いているサクラソウが現れました
     
     サマニユキワリ                                   ヒダカイワザクラ
      
     
    そしてこのスミレ
     
     エゾキスミレ 
    岩のわずかな隙間から咲く姿が健気です
     
     サマニユキワリとのコラボ
     
     
    あと唯一の初見
     
     アポイゼキショウ
     
     
     
    ここはホント変わった植物が多いですね
    全体的に葉は厚く光沢があり小型で紫がかるようです
     
    お馴染みのアヤメやミヤマオダマキも背が低くて可愛いです
     
      アヤメ                                                 ミヤマオダマキ
      
     
    展望のない頂上に用はなく、ここで引き返しました
     
     
     
     
    帰り道、蝶の下見にちょっと散策
    可愛いシマリスが出迎えてくれました
     
    シマリスは他のげっ歯類より人懐っこいと言われ、結構近寄らせてくれます
    しかし人懐っこいというより、気が強いという気がします
    事実あの身体の大きさでナキウサギなんかも追っ払うことが多いようです
     
    こちらの写真、なんだか気が強そうに見えませんか?
     
     
     
     
     
    ヒメチャは時期が遅かったせいか空振りに終わりました
     
    こんな場面に出会いたかったのに・・・
    (↓こちらは2年前に撮った写真です)
    June 04

    近所散策

    先日オオバタチツボスミレとチシマウスバスミレを探そうと野山を歩きましたが、目的以外の動植物にも出会います。
     
    なんとも季節を感じる花々です
     
      ハクサンチドリ                                       エゾカラマツ(?)
      
     
      エゾカンゾウ(ゼンテイカ)                   シロスミレ
       
     
     
    岩場では早くもエゾカワラナデシコが
     
     
     
    いつも電線にとまっているノビタキ
     
     
     
    あと、昼休みとかちょいと抜けて蝶を見ることを覚えてしまいました(^^;
    田舎なので場所には困りません
    普通種ですが、なんだか得した気分になります
     
    ベニシジミ
     
    花と間違えているのかな 
     
     
    ツバメシジミ
     
                                                                                                                                           春のオスはキレイだ
     
     
    ミヤマカラスアゲハのメスにも会いました
    後翅がオスより鮮やかで美しいです
     
     
    あと、かっこいい蛾を発見しました
     
    ハネナガブドウスズメ
     
     
     
    これからの季節は蝶で忙しくなりそうです。
    とりあえず今度はオナガアゲハとツマキチョウを狙ってきます
     
    貴重な週末
    天気が良ければ天国、雨なら地獄ですね(^^;